四国経営品質協議会とは
設立趣旨
これからの競争の時代を勝ち抜く企業経営を実現するためには、企業繁栄の基である顧客の視点から経営システムを見直し、その質的向上をはかることが何よりも重要です。
このため、「顧客本位」「独自能力」「社員重視」「社会との調和」を基本理念として、企業経営の変革をはかる経営品質向上活動が、四国内の多くの企業に導入され、企業の経営革新プログラムとして積極的に活用されることは、地域経済の活性化にもつながるものと考えられます。
このような観点から、2003年(平成15年)10月、四国生産性本部では、それまでの研究会活動を基盤に、四国経営品質協議会を設立いたしました。当協議会では、各企業の多様なニーズに応えられるよう幅広い活動を展開しておりますが、平成28年度につきましても定例会を中心に、経営品質向上活動の一層の普及と促進をはかる所存です。
活動目的
- 四国地域における「経営品質向上活動」の普及・促進
- 国内外の「経営品質向上活動」の調査・研究
- 経営品質向上を推進する社内アセッサーの養成と活動支援
- 全国各地の経営品質協議会との連携
活動内容
1.ベストプラクティス(先進事例)研究
優れた経営品質を有する企業・組織等を研究するとともに、参加者相互の交流・啓発をはかるなど、研鑽とネットワーク形成の場を提供します。
- 定例会
日本経営品質賞(JQA)や地方賞の受賞組織のトップ・推進責任者によるベストプラクティスの研究ならびに経営品質向上活動指導の第一人者による実務に直結した講義等を通じて、参加組織の経営革新・組織革新を推進するヒントをつかんでいただきます。 - ベストプラクティス国内視察団
日本経営品質賞(JQA)や地方賞の受賞組織あるいは経営革新・組織革新の先進企業を訪問し、事業所視察とトップ・推進責任者との懇談により、組織革新のポイントを探るとともに、そのような革新を生み出す"空気"(組織風土)を体感していただきます。
2.特別セミナー
経営品質向上活動についての理解と普及を図るために開催いたします。
- 経営品質向上プログラム基礎セミナー
「卓越した経営」を目指す経営品質向上プログラムを分かりやすく解説し、活動の理解と普及を図ってまいります。 - 経営品質オープンセミナー
四国地域における経営品質向上活動の普及、浸透を図るために、日本経営品質(JQA)受賞組織のトップなどを招聘し、革新の実際や経営幹部・推進者の役割についてご発表いただきます。 - 経営品質「アセスメントコース」(経営品質協議会等で実施)
経営革新を推進する自覚と経営知識を持つとともに、組織のあるべき姿から現状を認識・評価し、経営課題を見出す「セルフアセスメント」を実施できるスキルの習得を目的とした経営品質「アセスメントコース」は、平成25年度から改訂されました。カリキュラムの詳細は、経営品質協議会のホームページ(http://www.jqac.com/)にてご確認下さい。
四国経営品質協議会での本コースの開催予定は現時点ではございません。
ちなみに四国経営品質協議会加盟組織は、どの地域の開催でも受講料は協議会会員価格が適用されます。
3.その他
- 「経営品質レポート」の配信
原則として年4回配信(※協議会会員登録者に無料配信) - 個別相談・支援
経営品質向上活動導入・展開に関する個別相談会「経営品質相談会」の開設や、専門家の派遣などの支援活動を展開します。
※東京などで開催される経営品質「アセスメントコース」や、顧客価値経営フォーラム(2017年度経営品質年次大会)は、当協議会会員であれば、協議会会員価格で参加できます。