会長ご挨拶

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四国生産性本部 会長 宮本 喜弘

平素は、当本部の事業活動に多大なご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 四国生産性本部は、四国地域における生産性向上を推進する中核機関として、昭和31年(1956年)の創設から今日まで、経営者、労働者、学識者の協力を基盤に、全国各地の生産性機関との連携を強みとして、様々な生産性向上に向けた活動に取り組んでおります。
 わが国では、不安定な国際情勢や原材料価格の高騰、構造的な人手不足などの問題が企業活動の制約要因となりつつあります。さらに、AIをはじめとする急速なテクノロジーの進歩やSDGs、環境問題への対応が急務となるなど、経営を取り巻く課題は質・量ともに増大しています。
 このような中、企業の持続的な成長には、生産性の向上が不可欠であり、そのためには、従来の延長線上にない新たな発想や考え方を有効に活用し、絶えざる革新を継続して起こしていくことが求められます。そして、それを担うのは「人」です。適切に「人」への投資を続けることにより、その価値を高め活躍の場を与えていくことが、これからの成長には欠かせません。 
 当本部では、環境変化を踏まえた生産性運動のさらなる活性化に取り組み、価値創造の源泉である「人材力の強化」と「経営革新」の支援に全力で取り組んでまいります。会員ならびに関係機関の皆さまの変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

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